妊娠と授乳

妊娠期間中のDHAと授乳中のDHA

妊娠前、妊娠期間中、出産後の母体への栄養は、胎児や乳児の発達、更に母体の健康において重要な役割を果たします。
妊娠期間中にわたってDHAは胎児の脳、目および神経系の最適な発達をサポートしますが、脳が発達する妊娠後期ではDHAの摂取が特に重要です。

発達中の乳児はDHAを効率良く作ることができないため、お腹のなかでは胎盤を通して、出生後は母乳から摂取する必要があります。
妊娠期間中や授乳中にDHAサプリメントをとることで、胎児や乳児が利用できるDHAのレベルを高め、下記のような発達を促すことができる可能性があります。例えば、

  • 視覚と手の協調
  • 運動神経能力
  • 注意持続時間

などです。

また、DHAは母体にもいい影響をもたらします。妊娠期間中のDHAサプリメント投与は、懐胎期間を長く保つことを助け、母親の精神状態をサポートするのです。

妊娠期間中と授乳期間中におけるDHAの重要性

母乳には天然のDHAが含まれていますが、ほとんどの女性は、食生活において十分なDHAを摂取していません。
授乳中の女性が自分自身と発育中の乳児の健康を維持するために、これらの重要な栄養素を含んだ食事を摂取することが重要です。

幸いなことに、最近のDHAの食物給源についての意識の高まりや、妊婦用製品・栄養強化食品の出現によって、授乳中の女性にとって身近な存在になってきています。
米国国立衛生研究所国際脂肪酸・脂質学会主催のワークショップによると、妊娠中や授乳中の女性には1日当たりDHA200mgの摂取が推奨されています。

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